同時配信に最適なオールインワンライブ配信システム
Cambria Liveは、日本語かつ直感的で使いやすいインターフェースにより、入力された映像信号をさまざまなOVPサービスにライブ配信できる高品質ライブエンコードシステムです。
放送局のネット事業で幅広く活用されており、CM差替えや、SSAI対応サービスとの連携による広告挿入など、インターネットライブ配信の課題をクリアする最適なソリューションを提供します。
特 長機 能Cambria Live Program Loop PluginCambria Live Editor仕様・動作環境デモ機貸出について
オペレーションの省力化
Cambria Liveは配信開始から終了までのオペレーションを事前に登録しておくことで配信を自動で行うことが可能です。
広告挿入技術によるマネタイズ
BrightcoveやYoSpace等 SSAIサービスとの連携や制御信号によるCMの挿入などの広告挿入技術を搭載しており、配信の要件に適した広告挿入を行うことで配信のマネタイズが可能です。
SDIに含まれるCM制御信号(SシグナルやSCTE104)やAPC接点信号、タイムコードを利用した配信の切り替えが可能です。ライブ放送とCMの切り替えや、オンエア放送のCM部分を別のCMへ差し替えるなどの操作が自動で行えます。
※Cambria Live Broadcast Managerライセンスが必要になります。
多数の配信先に対応
多数の配信規格でのエンコードに対応しており、RTMPを用いたSNSでの配信からHLS、MPEG-DASH、CMAFを用いた低遅延配信など幅広い配信要件にご利用いただけます。(Smooth Streamingはv4.3で対応予定)また、複数の規格でエンコード可能なため複数配信先での配信やファイル出力(H.264TS/MP4)で配信を収録できます。
高品質なH.264エンコード技術
WEB、モバイル配信向けの画質に定評のあるエンコードエンジンを搭載し、画質を維持したまま、ライブ配信に適した低ビットレートの映像にエンコードすることができます。通常、動きが激しく破綻しがちな映像でも、画質を保ちながら高圧縮が可能です。 また、放送局様を中心にご採用頂いており、安定性に定評があります。
複数のストリーム配信をコントロール★
単一のストリーム配信だけではなく、複数のターゲットへのストリーム配信や、任意のストリームの配信停止/再開が可能です。
また、配信設定を変更し、再開することもできます。これにより、ネットワーク帯域が低下した際には特定のストリーム配信を停止し、安定したライブ配信を持続することが可能です。
★Cambria Live Proのみ
リアルタイム調整機能
ライブ配信中に映像の輝度、コントラスト、ガンマ補正、クロップ、音声レベル、リップシンク遅延などのリアルタイム処理が可能です。
また、テキストやロゴの挿入、アルファチャネルが付いた静止画の読み込みもリアルタイムに実行できます。
H.264のRTP/RTMP入力サポート★
RTP/RTMP入力は、対応するエンコーダのストリームが受信できます。OBSやLiveshell Xなどからの入力が可能です。
RTMPのタイムコードに対応
RTMPストリームへタイムコードの埋め込みが行えます。システム時間(UTC)とキャプチャ素材からのタイムコードのいずれか、もしくは両方を選択できます。キャプチャ素材からのタイムコードは常にH.264ビデオファイルに埋め込まれます。
SNMP通知機能
SNMPによるエラー通知をサポートしています。SNMPに対応した任意の管理ツールを使用することで、状態監視や自動化を独自に拡張することができます。
タイムアクション機能★
設定した時間にクリップの切り替えや、ロゴやテロップの挿入を行うタイムアクション機能を備えています。CMの切り替えや提供テロップの表示の自動制御が可能になります。
プレイリスト機能
プレイリストを登録することで、動画、静止画クリップを指定した順番に再生でき、複数クリップの組み合わせによるCM送出など効率的な運用が可能です。
各素材クリップのIN / OUT点の指定、プレイリスト内のクリップの順番の変更、任意の位置から再生を開始するレジューム再生の設定などが行えます。
コンポジション機能
同時に実行したい複数の操作(テロップ、PinP、レイヤー切替え等)をストーリーボードとして登録することで、ワンクリックで遅延なく実行できます。
グループレイヤー
アニメーションテロップなどで、テキスト部分や動画などの複数のレイヤーをひとつにまとめることができます。
トランジション機能
カメラのスイッチングや素材の切り替え時にクロスフェードを設定できます。継続時間は、0.5、1、2秒で設定可能です。
フリップ機能
プレビュー画面の映像と配信画面の映像をワンクリックで入れ替えることができます。スタジオ対談など、2台のビデオカメラを使用して配信する際に効果的です。
APIツールの提供
既存のシステムに組み込んで使用するためのREST APIを提供しています。また、要望に合わせたカスタマイズにも柔軟に対応します。
※サポートは有償になります。
デスクトップキャプチャ機能
「Cambria Desktop」を使用して、PC画面をクリップとして登録し、フルフレームレートに最適化された映像を配信できます。ネットワーク接続したPC画面を配信することも可能です
pptファイルの読み込みに対応
Microsoft PowerPointのファイルをクリップとして登録することができます。
※LibreOffice経由での取込となります。Microsoft Power Pointとの互換性は保証しません。
インターレース解除機能
インターレース素材を高品質に配信することが可能です。
Cambria Live Assist
簡単操作でプロジェクトを作成し、Cambria Liveで動作確認やCambria Live Broadcast Managerのイベント作成が行えます。
既存システムとの統合
制御プラグインがAPIを通じて使用でき、サードパーティサーバーとのインテグレーションが容易です。フレキシブルに対応でき、インテグレーションのコストを抑えることが可能です。
各種メタデータと連携が可能なプラグイン「Cambria Live Program Loop Plugin」
カスタマイズで放送波の配信だけなく、気象データなど各種メタデータから自動的に映像を合成し、放送波と合成映像を切り替えてスケジュール配信できます。
素材サーバーと連携
素材サーバーと連携し、XMLファイルに書かれたメタデータを用いてCambria Liveで配信できます。
XMLプレイリスト
XMLプレイリストは、画像データ、動画データ、テキストデータなど番組編成に必要な情報が含まれます

ハイライト映像作成用編集アプリケーション「Cambria Live Editor」
ライブ配信中に収録した部分からカット編集を行いハイライト映像の作成が行えます。特に即時性が求められるスポーツ中継などでは有用です。
Cambria Liveのネットワーク上のPCにインストール可能です。

仕様
■ ファイル読込み形式
Input Format | Container | Video Codec | Audio Codec |
Flash Video | F4V | H.264 | MPEG2 AAC |
Generic MP4 | MP4 | H.264 | MPEG2 AAC |
Generic TS | MPEG2 TS | H.264 | MPEG2 AAC
MPEG1 Layer-2 |
MPEG2 | MPEG2 AAC
MPEG1 Layer-2 |
Generic PS | MPEG2 PS | MPEG2 | MPEG2 AAC
MPEG1 Layer-2 |
MPEG1 PS | MPEG1 | MPEG2 AAC
MPEG1 Layer-2 |
HDV | MPEG2 TS | MPEG2 | MPEG1 Layer 2 |
MOV | MOV | DV25 | Linear PCM |
Windows Media | WMV | Windows Media Video | Windows Media Audio |
Input Format | File Format |
静止画 | BMP, JPEG, PNG,TIF,TGA
※ TIF、TGAは一部の形式で読めない場合があります。 |
■ ファイル出力形式
Output Format | Container | Video Codec | Audio Codec |
Generic TS | MPEG2 TS | H.264 | MPEG2 AAC (1ch, 2ch) |
Generic MP4 | MP4 | H.264 | MPEG2 AAC (1ch, 2ch) |
動作環境
対応OS | Windows 10 64bit,
Windows Server 2016 Standard |
CPU | Intel Xeon E5-1650 3.5GHz (6コア) |
ハードディスク | システム領域 500GB以上 |
メモリ | 8GB 以上推奨 |
USBポート | USBドングルで1つ使用 |
※最低動作環境のスペックです。運用要望によって必要なスペックは異なります。詳細は代理店までお問い合わせください。運用に適したスペックをご提示させていただきます。
ラインアップ
製品名 | 入出力端子 | 配信数 | ファイル出力 | RTP入出力 |
Cambria Live Basic DTE | SDI×1 | 1 | 1 | - |
Cambria Live Basic ADE | SDI/アナログ(Componet,CVBS)/HDMI×1 | 1 | 1 | - |
Cambria Live Pro DTE | SDI×1 | 2~※ | 1 | ○ |
Cambria Live Pro ADE | SDI/アナログ(Componet,CVBS)/HDMI×1 | 2~※ | 1 | ○ |
Cambria Live Pro 22 | SDI×2 | 2~※ | 1 | ○ |
Cambria Live Pro 24 | SDI×4(入力のみ) | 4~※ | 1 | ○ |
※配信数はユーザーの運用要望により異なります。詳細は代理店までお問い合わせください。
Cambria Liveのデモ機貸出をご希望されるお客様は、下記のフォームよりお問い合わせください。また、E-mail( info@capella-jp.co.jp )でも受け付けております。
折り返し担当営業よりご連絡させていただきます。