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株式会社毎日放送について教えて下さい。
当社は、1950年の創立以来、関西を代表する民間放送局として、地域に密着した情報や暮らしに役立つ多彩な情報を提供してまいりました。中核の放送事業をはじめとして、持株会社では新規事業にも積極的に進出しており、新会社の設立や業務提携なども生まれています。また、これからはコンテンツメーカーとして、全世界をターゲットとするインターネットの世界へも進出してまいります。テレビやラジオで培った圧倒的な制作力や取材力を背景に、コンテンツのさらなる可能性へ挑戦していきます。
Cambria Live 導入の目的を教えて下さい。
当社はセンバツ高校野球や全国高校ラグビー、ゴルフといったスポーツ、そして各番組・イベント等多くのコンテンツのライブ配信を実施しています。どれも非常に重要なコンテンツで、安定したライブ配信を実現できることが求められます。そういった状況の中で2013年に初めてCambria Liveを導入し、年間保守によるバージョンアップを行いながら現在も運用しています。
■全国高校ラグビー大会「HANAZONO LIVE」https://www.mbs.jp/rugby/
Cambria Live を選択する決め手は何でしたか？
Cambria Liveは私達が求める要件に幅広く確実に対応してくれることです。私達のコンテンツの配信先はMBS動画イズムやTVer、複数の大手ビデオプラットフォーマーと非常に多岐に渡ります。配信先が多ければ多いほど、動画配信のプロトコルや解像度、ビットレート、広告挿入等求められる配信仕様は様々になります。Cambria Liveはそれらをカバーできる守備範囲の広さと、ひとつのコンテンツを異なる複数の設定で同時配信できる安定性を兼ね備えていると思います。
■MBS動画イズムhttps://dizm.mbs.jp/
コンテンツ戦略局ITビジネス部の皆様左から山田潤様、青木良様、木村竜太様
Cambria Live をどの様な環境・ワークフローで利用していますか？
たとえばセンバツ高校野球の場合、映像はまず阪神甲子園球場から毎日放送社屋に届きます。次に、私達がその映像をSDIでCambria Liveに入力し、今年導入したSKAARHOJスイッチと連動させて動画・静止画素材の切り替えや広告挿入を行います。このようにして配信用に処理された映像を、各プラットフォームに送信しています。
SKAARHOJ Xpoint24 に Cambria Live の操作を割り当て、物理スイッチによる確実な操作を実現しています
導入した成果を具体的に教えて下さい
ここ数年で、当社のライブ配信において技術的なトラブルを目にされた方はほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。目まぐるしく変化し続ける配信環境の中でも、安定配信を実現できています。また、そのことが視聴者数の増加、収益の拡大につながっています。
配信サブの作業風景
Cambria Live のワークステーション（DELL）を収納するラック、現在４台のCambria Live をオンプレで運用していますCapella製品・カペラ株式会社に対する満足度を教えて下さい
満足度はとても高いです。いつもありがとうございます。ライブ配信で求められる複数同時配信や素材切り替え、広告挿入といった機能はCambria Live単体でほとんど実現できるのではないでしょうか。Cambria Liveの製品としての満足度だけでなくカペラの方々の日々のサポートもとても手厚く、いつもお世話になっています。困りごとへの丁寧なご対応や、私達の運用や事情を加味した形でご提案をしていただいています。
今後、Cambria Live を使ってやっていきたい事があればお願いします
動画配信はどんどんポピュラーになっていく一方で、変化の激しい分野です。私達もその変化に遅れをとらずに走り続けていきたいと思っています。その際、継続してカペラさんにお力添えいただけますと幸いです。
■ご協力
株式会社毎日放送
ホームページ：https://www.mbs.jp/