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IBCにて最新版Cambria FTC 5.0およびCambria Live 5.0を展示

IBCにて最新版Cambria FTC 5.0およびCambria Live 5.0を展示
Categories:   2022年9月7日

カリフォルニア州サンノゼ(2022.8.24) – Capella Systemsは、9月9日から12日にRAIのスタンド7.D29でIBC対面型展示を行います。山田育代CEO談「これまでに取り組んできた数多くの大きな新機能をIBCでお見せできることを大変うれしく思います。」

Cambria FTCは、Capellaの次世代でスケーラブルなトランスコーダーです。ハイブリッド負荷分散機能を利用して、ローカル、クラウドまたはその両方で動作できます。ハイブリッド負荷分散機能は、Cambria Clusterが最大容量に達すると、オンサイトのCambria Clusterからクラウドサーバーにトランスコードジョブを迂回させ、ユーザーがその場でトランスコード容量を拡張できるようにします。Cambria FTC v5.0はLinuxで動作が可能になり、ユーザーにより安全で安定した費用対効果の高いプラットフォームを提供します。

Martin Belleau, VP of Engineering談「多くのお客様、特にOEMパートナーのお客様から、弊社のトランスコードエンジンをお客様のシステムにインテグレートできるようLinuxサポートのリクエストを受けておりました。それを提供できることになり嬉しく思います。」 Cambria FTC v5.0は、エンコード速度を大幅に上げるNVIDIA NVENCコーデックもサポートしています。新しいスマートなウォッチフォルダアーキテクチャは強化されたスクリプト機能を利用して、複雑なワークフローを自動化します。Cambria Cluster v5.0では、オペレーターがトランスコードジョブをより簡単に関しおよび制御できるWeb UI強化も備えています。

Cambria Live Seriesは、Capellaのブロードキャストプロフェッショナル向けのソフトウェアベースのライブエンコード一式です。Linuxでも動作し、クラウドに展開できます。山田談「多くのお客様がライブエンコードのワークフロー全体をクラウドに移行されているのを目にしています。Linuxクラウド環境でCambria Liveを実行することにより、最小限のコストで非常に安定した24時間365日運用が可能になります。」

Cambria Live v5.0ではWeb UIが強化されました。また、H.264とH.265の両方にNVENCサポートを追加し、マシン単位のスループットを向上させ、SCTE35マーカーパススルーおよび字幕をHLS/Dashに含めることができます。ユーザーはCambria Live Broadcast Manager (BCM)を使用し、簡単にYouTubeライブイベントを作成し、高画質のストリームをYouTubeライブチャンネルに直接配信ができます。

Cambria製品ラインアップへの最新の追加は、Linux上で動作するCambria FTC PackagerおよびCambria Live Packagerです。山田談「市場には柔軟で堅牢なパッケージングソリューションが不足していることに気付きました。トランスコード用のCambria FTCを開発した経験を活かし、優れたパッケージングオプションの提供ができます。」

Cambria FTC PackagerおよびCambria Live Packagerは広告挿入用のSCTE35のハンドリングを含み、Yospace、AWS、Brightcoveなどの主要な広告挿入ソリューションとインテグレートしてます。暗号化のためのトラックごとのDRMキーのサポートおよびDASHでのEBU-TT-Dサブタイトルのサポートをしています。

各製品のライブデモについては、スタンド7.D29までお越しください。