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Capella Systems(米国) が IBC 2024に出展

Capella Systems(米国) が IBC 2024に出展
Categories:   2024年8月28日

Capella Systems(米国) が IBC 2024に出展

Capella Systemsは、9月13日からオランダ・アムステルダムで開催される放送機器展 IBC 2024に出展致します。

ブース№:Hall 7 D37
出展内容:Split and Stitch、AI 支援ツール、その他新機能を搭載したエンタープライズ向けトランスコーダーの次世代製品

Capella のトランスコーディング スイートである Cambria FTC は、高密度処理とコンピューティング コストの低減により生産性を最大限に高めました。新しい AI 機能により多くのメタデータを自動的に作成し、データ作成の工数を削減します。さらに、効率性とクラウドネイティブのスケーラビリティが劇的に向上しました。

日本語でご説明できる様に調整させて頂きますので、現地にお越しになる方は事前に日時をお知らせ下さい。https://forms.gle/MzQ4PWLQJPKqKKGq7
また、発表内容に関するご質問も受け付けておりますので、お気軽にお問合せ下さい。info@capella-jp.co.jp

IBCでの発表内容

Split and Stitch – 動的分散処理

分散コンピューティングが今後のトレンドになります。 映像素材を分析して小さなチャンクに分割し、複数のコンピューティング ノードに分散できるようになりました。1つのジョブを、速度と品質を最適化する様に GPU と CPU間で動的に割り振る事で、最も効率的なワークフローが実現します。また、クラウド内の低コストの CPU スポット インスタンスを利用することもできます。

AI 顔認識と AI 支援ツール

メディアコンテンツのメタデータが充実する事で、検索、再利用などワークフローの効率化が期待されますが、Capella Systems は、AI を採用してメタデータ作成工数を削減します。当社の AI は顔を検出して認識し、必要に応じてぼかしを入れるなどの自動処理を可能にします。また、高度なシーンチェンジ検出、ビデオの複雑さの分析、音声のテキスト化、スポーツのスコア検出も備えています。特定の画像を識別して、ライブ ストリーミング コンテンツの広告挿入ポイントを自動的に作成し、収益を最大化することも可能です。Open AI/Whisper ベースの音声テキスト変換と、品質が向上したアップグレードされた OCR を組み込んでおり、広告ブレーク閾値など多くのビデオ イベントが検出可能です。

GPU 対応

GPU はコンピューティング環境を変革し続けています。Capella Systemsは利用可能なリソースを最大限に活用したいと常に考えており、GPU ノードで実行する場合の生産性を最大化するためにコードを作り直しました。これを Split and Stitch (上記) と組み合わせて使用​​する事で、これまでにない柔軟性と大幅な効率化が実現します。1 つの Cambria Stream で最大 25 チャネルのマ​​ルチレイヤー エンコーディングを同時に処理できるため、CPU ベースのエンコーディングと比較して、総コンピューティング コストが大幅に削減されます。

Docker と Kubernetes を使用したクラウド対応ワークフロー

ワークフローは必要以上に複雑になることがありますが、Capella Systems はそれをシンプルにします。当社のソフトウェアは、オンプレミス・クラウドを問わず運用可能で、 Windows及びLinux 上で動作します。 Docker でインストールし、Kubernetesで拡張可能ですので、ユーザーは場所を選ばずスピーディにCapella製品を導入する事ができます。最新の REST ベースの API により上位システムから完全に制御できるため、最大限の効率で既存システムへの統合、オーケストレーションを行うことができます。

Capella Systems の山田育代CEOは、「私たちは過去 1 年間、Cambria スイートを改良し、これまで以上に効率化を図ってきました。Cambria は、生産性の向上とコストの削減に最適なトランスコーディング プラットフォームです。最先端のスケーラブルなアーキテクチャにより、オンプレミス、クラウド、またはその両方の既存のワークフローと緊密に連携し、変化するクライアントのニーズに迅速に対応できます」と述べています。

Focus on the future

IBC 2024 では、Capella Systemsの最新のトランスコーディング エンジンである Cambria FTC が、効率、保守性、サポートの点で他に類を見ないものであることを示します。エンコード/トランスコーディングは競争の激しい分野ですが、Capella Systemsほどの経験、パフォーマンス、柔軟性を兼ね備えたメーカーは他にありません。豊富なメタデータの使用が増えることで、ユーザーはメディアコンテンツの価値を高めることができます。比類のない品質、柔軟性、最新のワークフローとの統合能力を備えた Capella Systemsは、ライブ配信および VOD エンコーダーメーカーとして長期的に信頼頂けるパートナーです。