株式会社SPOTV JAPANについて教えて下さい。
株式会社SPOTV JAPANは、「MLB」「ROSHN Saudi League」「ISUZU UTE Aリーグ メン」などグローバルトップスポーツを配信する有料サービス「SPOTV NOW」を運営しています。
加えて、スポーツ配信サービスの経験・ノウハウを生かしたライセンス事業、制作受託事業も行っています。
Cambria Live 導入の目的を教えて下さい。
MLB(Major League Baseball)のライブ配信における提携先との取組で、イニング間に広告を挿入するのですが、SSAI(Server-Side Ad Insertion)のトリガーとして機能するSCTE-35の挿入や、広告配信時にフィラーを連動させるなど、配信の中核となるオペレーションをCambria LiveのGUIで行っています。
スポーツの配信ではCM挿入のチャンスが不定期にやってきますが、そのチャンスを逃さず広告収入による収益を最大化させることが目的です。
Cambria Live を選択する決め手は何でしたか?
当初、SCTE-35には avail num 等のパラメータに提携先から指定された値を挿入する事、広告挿入とフィラーを連動させる事など、すべての要求仕様を満たすエンコーダーがなかなか見つからず苦労しましたが、Cambria Liveは既存機能の組み合わせで全ての要求を満たすことが出来ました。
さらにオペレーターにとってもエラーを最小限に抑えることができるGUI/UXであったため、積極的に導入をいたしました。
1年目の2025年シーズンは配信開始直前に採用を決めたため、機材購入の予算化や納品までのリードタイムに課題があったのですが、レンタルプランを活用する事で早急に環境を構築する事ができました。
導入した成果を具体的に教えて下さい。
2025年シーズンを大きなエラーもなく安定運用ができた事でパートナーシップも拡大し、数年先までの運用見通しが立ちましたので、2026年シーズンはレンタルではなく購入を検討する事になりました。
Cambria シリーズはハードウェアの入れ替えやクラウドへの移行も可能な永久ライセンスが特徴ですが、今回は敢えて Single use ライセンスのターンキーを選択された理由を教えて下さい。
配信規模の拡大は良い事なのですが、いきなり4台も必要になった事や、5年以上先の状況はさすがに読めない事から、ライセンスのコストを大幅に抑えられる Single use ターンキーを選定しました。
Cambria Live をどの様な環境・ワークフロー利用していますか?
※ 画面にぼかし処理を施しています
Channel 1,2それぞれMain/Backupの2台構成とし、合計4台で運用しています。マスターコントロールからSDIで Cambria Live に入力し、SRTでOTTに送信しています。
広告挿入の操作をSKAARHOJ QUICK BAR(IPスイッチ)で行う事で、Main/Sub両方のマシンに同じタイミングでキューを出す事が出来ます。
Capella製品・カペラ株式会社に対する満足度を教えて下さい
こちらの要望に対するリアクションが早く、可能な限りご対応いただいているところは大変有り難く、お陰様で配信パートナー様との取組みもスムーズに運営できていると感じています。
ライブ配信については限られた期間のみ実施するプロジェクトが多く、長期的に継続するか不透明な場合も多々ありますので、レンタルやSingle useライセンスが用意されていた事は当社にとって渡りに船でした。
これまでの運用で気づいた事、要望などありましたら教えて下さい。
AD BREAK CONTROLで挿入済のCM枠を再登録するオペレーションがもう少し楽にできないか。CM素材のファイル数が多くなるとスクロールしてスタンバイするのに時間が掛かってしまうなど、細かいところは幾つかあります。
⇒ 貴重なご意見として米国の開発にフィードバックさせて頂きます
今後, Cambria Live を使ってやっていきたい事があればお願いします。
今後、既存/新規含め様々なパートナー企業様と新たな取組をする際にCM挿入が必要となる場合は活用していきたいと考えています。
広告に関する取組みもさらに拡大していきたいと考えているため、引き続き積極的に取り組んでしていく予定です。
鈴木様(left)と Engineering Technical Director 渡辺様(right)

